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◆◆初めて、父をしかる。◆◆
    

「 “肺炎で死ぬのは許されません” は、キツイねぇ」

無理矢理退院するだの何だの
わがままばかり、不満ばかり口にする父に、メールを送った。

その返事が、冒頭の言葉だ。

「気持ちはわかりますが、主治医がいいというまで
退院はしないでください。
心臓病で死ぬのは仕方がないけど
肺炎で死ぬのは許せません。
自宅でまた高熱がでたら、対処できません。
これ以上、のぞみさんに迷惑も心配もかけないでください」

肺炎で命を落とすことは許さない、という娘。
・・・キツかっただろうか。

「私自身、がんで死ぬのは仕方のないことと思っていますが
それ以外のこと(事故や他の病気)で死ぬことだけはすまいと
いつもいつも思っています。
それだけみんなに迷惑も心配もかけていますし
そんなことをしたら
力を貸していただいた方にも申し訳ないではないですか!」

と、返す。

「美子ちゃんから、がんについての思いを知らされて
涙が止まらなくなった。
のぞみさんには聞かせたくない言葉だ」

「全然泣くような話ではありません。
私には普通の話です。
もうちょっと自覚をして、自重して、
のぞみさんに迷惑をかけないようにしてほしいのです。
のぞみさんにもっと感謝をしてほしいのです。
相当疲れがたまってますよ、きっと」

入院してもわがまま三昧の父をしかる娘。
母のことが心配でならない娘。

私のことをかわいそうだと思って涙するくらいなら
もっと、母のことを考えてくれないか。
娘の気持ちをくんで、ちょっと変わってくれないか。

意見することなど、決して許さなかったワンマンな父。
しかし・・・
ついに、そんな父をしかる立場になってしまった。
そのことにガクセンとする。

父の体は年々小さくなるようだ。

・・・さみしい・・・なぁ。

ほんと、さみしいなぁ。


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★たくさんのコメント、応援、ありがとうございます!!
本当にうれしく、ありがたく思っています。感謝・感謝です。
お返事、もう少し待っていてくださいね。
  

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| つれづれなるままに・・・。 | 20:15 | comments(1) | - | pookmark |
◆◆4年半検査の結果◆◆


ご報告が遅れましたが

術後4年半検査、無事クリアしました!!

ご心配かけました。

主治医からは

「(転移・再発の)リスクは年々低下しています。

これからもがんばりましょう!」

との言葉をかけてもらいました。

今も肺炎で入院している父の病室に、真っ先に報告に行くと

喜んでくれて、母も心底ホッとした様子でした。

メイ子さん、keikoさん、かすみ子さん、カオリさんもありがとう!


昨日は休みを取ったので、日頃行けない
病院のハシゴをしました。
歯科の定期検診では、歯石を取ってもらってスッキリ。
しかし、口内環境は明らかに悪化していて
やはり唾液が少ないのは良くないなぁとがっくり↓
胃ガン患者にとって、歯は命。
半年といわず、3ヶ月ごとにケアに通うことを心に決めました。

それから、何年も使用してきたパソコンが不具合でして。
先日から断末魔の状態で、回線はブチブチ切れるし
すぐに真っ暗になるし・・・といった調子だったのですが
本日ついに、立ち上がらなくなってしまって
急遽、別のパソコンに取り替えました。
ホントいうと1年以上前から不調だったので
替わりのパソコンも用意はしてたんですが
設定が面倒だし、自力でできるか不安だったので
だましだまし使用してたんですよね〜。
今日のうちに報告できてよかった!!

が、しかし。
実は、これをかくのも3回目なんですぅぅぅ。
へんなところに手が当たるからか、
そのたびにすべて消去されてしまって・・・
しばらく更新、大変かもデス↓↓


泣いても笑っても、卒業証書まであと半年。

この幸運を無駄にしないように

自分らしく、過ごしていきたいと思っています。

ありがとうございました!!


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| がん4年目を生きる | 23:59 | comments(10) | - | pookmark |
◆◆遂に術後4年半検査。◆◆


3日くらい前から、匂いが変わった。

長く嗅覚障害が続いているわけだけれども
ここ1年近く強く感じている匂いに替わり
今は終日、アルコールっぽい匂いを感じている。
この匂い、内蔵から上がってくるものか何なのか・・・
1日中まるまる、この匂いなんだな。
刺激のある匂いなので、微妙にキモチワルイ。

明日は術後4年半検査。
ついにここまで来た。

これまで、ガンになってしまった引け目とか
再発・転移の恐怖とか。
仕事には復帰したものの
臓器を1つほとんど失った身体は不調続きで
身体も気持ちも、何ひとつ以前のようにはいかなくて
焦りや悔しさ、情けなさでいっぱいだった。
口にしないだけで、心の内ではいろんな葛藤があった。

それが、術後4年を過ぎた頃から
身体にあまり違和感を感じなくなってきて
自分の中で、ガンの存在がすこぅしだけ小さくなり
それでやっと前向きになれたように思うんだ。

もちろん、今このような状態にあることは
とてつもなくラッキーなことだって思う。
3年は難しいかも・・・
と言われたことを思えば、奇跡とさえ思う。

明日は術後4年半検査。
ガン完治の一応の目安とされる「5年」まで
あと2回の検査を受けるまでとなった。
いけるか、いけないか・・・
わからないけど、明日は勇気をもって検査に臨みたい。


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| がん4年目を生きる | 19:10 | comments(4) | - | pookmark |
◆◆年末からの悲喜交々◆◆


父が肺炎で入院してからすでに15日。

肺のもやもやはずいぶんキレイになったというのに
一向に退院の話はない。
それとは別に、母の疲労が溜まっているのが気になっている。
あまりに遠慮するからもどかしいょ・・・。
何とかしてあげたいといつも思ってるんだよ。
たまには頼ってくれていいんだよ。
私には、それだけの体力もついてきたんだからね。


年末からの悲喜交々。

未だに声をかけられずにいる方がいる。
その気持ちを考えると
どうしても、どうしても、コメントできなくて今に至ってる。

父さん。
母さんのご冥福、お祈りしています。
おふたりに一度お会いしたかったです。
先日は息子さんの成人式、おめでとうございます。
天国で母さんもさぞかし喜んでおられることでしょう。
いくじのない私を許して下さいね。

父と並びの病室に運び込まれた友だちのお母さん。
回復してほしい。
もう一度、動けるようになってほしいです。
祈ってます。

結婚7年目で赤ちゃんを授かった友だち。
可愛い可愛い男の子。
おめでとう。
おめでとう!!
生まれてきてくれてありがとう。

桃苗。
どうしてる?
怖くて聞けないよ。
ずっと気になっているよ。


かなしくて

うれしくて

そして

セツナクて。

そんな私の悲喜交々。
みんなとの不思議な「縁」を感じながら
年末から今日までを過ごしている。

来週は私、術後4年半検査だ。


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| それぞれの闘病 | 00:17 | comments(1) | - | pookmark |
◆◆救急車を呼んでよかったのか?◆◆


救急車の呼び時って??

年末の父の入院で悩んだのが
救急車を呼んでよいものかどうか
判断がつかなかったこと。

熱は40度を超えていたけれど
前日まで元気だったので
それが肺炎によるものだとは思わなかった。

意識混濁状態に陥ったが
その前に、病院へは行かない、動けない
と、本人が訴えた。

見たこともない真っ黄色の嘔吐をするが
それと熱だけで救急車を呼ぶのは大袈裟ではないか。
しかも12月30日。
病院はどこも開いていない。
救急車はもっと重篤な患者やけが人のために使うべきでは??

以上の理由をもって
救急車の利用を控え、介護タクシーを呼ぶことにした。

・・・んがっ!

つかまらないのだ。
介護タクシーが。

それもそのはず、ストレッチャー搭載の介護タクシーは
市内に3台しかないとのことだった。
車いす用の介護タクシーとて
どのタクシー会社でも持っているわけではない。

母からSOSの電話が入ったのが、朝9時過ぎ。
介護タクシーの予約を取れた時間が、午後3時。
実際には渋滞やなんかで、車が到着したのは午後4時だった。

タクシー会社のおじさんに
受け入れ先の病院を確保しておいてくれと言われたので
かかりつけの総合病院の救急に電話するも
あまりの忙しさからか、けんもほろろ状態。
連れて行っても、治療までに何時間待たされるかわからない。
仕方なく休日診療当番病院に電話したけれど
心臓病ほか、既往歴の多さに受け入れを断られる。
そこでもう一度、総合病院に電話して
受け入れてもらうことに。

その間、女ふたりで意識朦朧とした父を
抱き起こすこと、トイレに移動させることなどを試みるが
介護経験もない非力な人間が
体重60キロの“意識のない人間”を動かすことは容易ではなく
こんなにも困難で、何も思い通りにいかないことに愕然とする。
起きあがろうという本人の意志がなく
ぐにゃりとした身体が、こんなにも重いものなのだということを
生まれて初めて経験する。
大量に汗をかき、身体はガクガクするし、腰も痛む。
だけど動かせなくて、時間ばかりが過ぎることに焦りまくる。

とはいえ、どうにかしないといけないので
ポータブルトイレに移動させることをあきらめて
介護用のおむつを買いに走った。
入院することになりそうだと考え、パジャマも購入。
服は黄色い嘔吐物でぐしゃぐしゃだ。

しかし、介護タクシーのおじさんと女ふたりで
どうやって父をストレッチャーに移乗させたらよいのか
途方に暮れていたところへ
前日から泊まりだったパパが帰ってきた。

7時間経っても、一向に40度の熱は下がらず
意識も覚醒せず、状況は変わらなかったけれど
これで何とかなる!!
とやっと希望が持てる状況に。
パパと介護タクシーのおじさんが天使に見えたょ。

古い家なので段差はあるし、
玄関から降ろす際にはストレッチャーごと
人力で抱えなくてはならない。
私と母のふたりでは無理なことだったと、改めて思った。
この段差を何とかしなくては
今後、このような事態が起きた時にはどうしようもない。

病院で応急処置として点滴を受け、解熱剤を入れてもらい
しばらくすると意識がだいぶはっきりしてきた。
やはり朝からのことは何も覚えていないらしい。
肺炎だということが判明し、即日入院となったけれど
病室に移された時には、すでに夜10時を廻っていた。

長い長い、長い1日だった。

準備のいい父は、バッグ1つに
自分の病歴、手術歴、服用している薬(15種類くらいある)、
保険証、主治医の名前、病院、タクシー会社一覧など
全てを揃えていたので、とても助かった。

そして今も考える。
救急車を呼ぶべきだったのか。
救急車を呼んでよかったのか。

救急外来は2時間待ちだった。
救急のベッドで治療をしてもらっている間も
交通事故で運びこまれたおじさんが、
大声でイタイイタイと呻いているし
ケガをして頭から流血しているおばさんの姿も見えた。
もちろん外待合いの人が途切れることはなく
医師も看護士も忙しく働いている。
大変な現場だ。

父の命はまた繋がった。
まだまだ熱は落ちないし、不安要素もあるけれど
この肺炎で命を落とすことはなさそうだ。
大事には至らなかったものの
もっと早く病院へ運んでいたら
もうちょっと早く回復できていたのかもしれないとも思う。
が、この救急外来の状態を見ると
救急車を呼ばなかったことは、間違っていなかったかもと思う。
後遺症などがなかったから言えることかもしれないけれど
難しい判断だ。

今回の入院は、教訓になったし
できること、できないことがあることも、わかった。
介護するということがでんなことなのか、
その一端もわかったような気がした。
もっと備えをしなくてはいけないことも。

救急車の呼び時も、再考するべきかもしれない。
父がもしもの事態に陥っていたら、
たぶん・・・間違いなく後悔したと思う。

難しいね。


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| それぞれの闘病 | 12:15 | comments(3) | - | pookmark |
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