
薬師如来梵字腕輪数珠。
日曜日、とあるお寺を拝みに行ってきた。
5月に初めて訪れて
樹齢千年の樹木や重要文化財指定の仏像の数々・・・
その見事さに魅せられたお寺。
パパと一緒に来たいと思っていた。
このお寺の本尊は、藥師如来だ。
薬師如来はその名の通り、「医薬を司る仏」で
医王という別名もあり、衆生の病気を治し、安楽を与える仏とされている。
薬師如来の仏像が、薬壷を持っているのはこのためだ。
本堂をそうじされていたおじさんに声をかけられる。
「お兄ちゃんたち、子どもはいるのかい?」
キョトンとする私とパパ。
おじさんの目には、わたしたちが
「子どもを授かりたいカップル」 と、うつったようだ。
確かに、境内には大きな 「子授かり地蔵」 さんも座っておられる。
「あんたたち、新婚だろ?」
と、なおもおじさんは話かける。
「違うんですよー、病気の方。
ヨメさんが病気なんです」
私たちは結婚して10年以上経つ。
新婚だって〜と笑いながら、パパはそう答えた。
「エッ?病気?!
・・・全くそんな風には見えないなぁ」
そぅ言いながら
おじさんは私たちを本堂に入れてくれた。
薬師如来は菩薩であったころ、12の大願を立てたとされ、
その7番目の願いに 「病の者も私の名前を聞けば患いが除かれる」
とあって、これが薬師信仰の根拠とされているのだとか
このお寺の歴史だとか、ひとしきりいろいろな話をしてくれた。
そして、ひんやりとした本堂の中、神様たちに囲まれて
大きな大きな薬師如来像の前で拝んでいると
うしろでお経を唱えてくれた。
私をとりまくみんな、みんな。
私と関わるすべてのひとが健康で幸せでありますように・・・。
来月に行う術後2年の検査が気になるのはもちろんだけれど
この病気になって、同じ病に苦しむひとたちを知るにつけ
私だけがしあわせでも仕方ない、と思うようになった。
パパや両親をはじめ、私という人間と何かしらの関わりや縁をもつ
「みんな」 がしあわせでなければ意味がない、と思っている。
カッコつけてるわけでも何でもなくて
この気持ちは、「がん」 からもらったもののひとつだと思っている。
ブログで出会ったみんな。
ブログを読んでくれている、まだ言葉を交わしたことのないみんな。
みんなが健康でしあわせであるように
病気が平癒するように、心を込めて祈ってきた。
上の写真はパパに買ってもらったお数珠。
中央の水晶には梵字が彫ってあり、病気のお守りだ。
最後は神頼みか〜、と自分で笑っちゃうほど
現在気弱〜〜。
[オマケ]
久しぶりに日光を浴び、ゆっくりと境内を歩いたので
ちょっと疲れてしまった、くてんとなった御堂↓
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★「お兄ちゃんは20代だろ?」と聞かれ、めっさ喜んだパパ。←アリエナイカラ。
仏像に「感動した!」というパパ。 来月もまた拝みに行く予定です。
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