− 父は私の状態を
どう考えているのだろうか −
娘の私には、父のことがよくわからない。
私のことを可哀相だと思っているには違いない。
何とかしてやりたいと思っているに違いない。
だけど・・・父とは病気のことを話したことがない。
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父は心臓病で、今までに9回もの手術に耐えてきた。
「死」 とは常に隣り合わせだった。
そのたびに家族は医師から 「覚悟」 を求められてきた。
このブログには書いていないけれど
父の最初の手術は、心臓手術と脳外科手術を同時に行うという
あまり例がないというほどの大きな手術だった。
15時間にも及ぶその大変な手術を、父は耐えぬいた。
術後は頭を動かさないようにと
何日間も頭を金属で挟んで固定されて
首を傾けることすらできない状態が続いたけれど
それでも父は耐えぬいた。
その後、何度も何度も手術を繰り返した結果、
父の身体はサイボーグのように、手術痕だらけになった。
外から見れば普通のおじさんだけど
きれいなのは、顔だけだ。
「サイボーグ父さんの腹部大動脈瘤手術」 エントリー
「サイボーグ父さん・2」 エントリー
そんな父だけど、私は父の弱音や泣き言を
ただの1度も聞いたことがない。
母には多少はわがままも言っていたのかもしれないけれど
本当にがまん強く、すべてのことに耐えていた父だった。
我が父ながら、なんてすごい人なんだろうと思っていた。
− そんな強い父に、私の姿はどう映っているのだろう −
がんばってるようにみえるだろうか。
それとも、甘ったれてるようにみえてるのだろうか。
そして私の病気について、どう考えているのだろうか。
今までなんとなく、お互いの出方を見合って
一定の距離をおいてきたようなところがあるのだけれど
いつかはきちんと向き合わなきゃならない、と思っている。
話してみようと思う、私から。
昨日は久々にダンピングを起こし、軽くリバース(T_T)
今日は貧血改善に、鉄分注射を打ってきました。これでちょっと元気になれるかな。
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