後悔。明日は会社の健康診断。
よく聞かれるんだよね。
「健康診断、受けてたのに(胃がんが)わからなかったの?」
って。
実はこれ、一番聞かれたくない質問なのだ。
後悔×後悔。
毎年、健康診断は受けていたけれど
胃がんが発覚する2年前から
バリウム検査だけはパスしていたのだ。
理由は、というと
バリウム検査自体が苦痛。
バリウムが固まって、便秘するのが苦痛。
私は胃が丈夫だ、という自信。
そしてバリウム検査の精度に対する不信感。
被爆量が多いというのも気になっていた。
通常、初期の胃がんはバリウム検査では発見しづらいから
内視鏡検査を受けなきゃダメだと思っていたのだ。
がんが発覚してから調べて愕然としたのだけれど
バリウムで発見しづらいのは、一般的な胃がんの話。
逆にスキルス胃がんは、内視鏡検査では発見が難しく
バリウムの方が発見しやすいがんなのだ。
私のがんは・・・後者だった。
いつも人・人・人であふれる健診センターでの検査は
みるからに流れ作業的だと思ってたし
検査で本当に発見できたかどうかはわからない。
それに、もしも検診で「白」の判定がでていたなら
病院を受診するのをもっと後回しにしていたかもしれない。
そぅすると、私の「今」は存在しなかったかもしれない。
今さら「たら」「れば」話をしても仕方のないことだけど
心のどこかで、やっぱりしてるんだ。
後悔。
そんなこんなの健康診断。
胃がん患者の私には、バリウム検査はないのだった。
御堂からのお願い。
胃の検査をする場合は、バリウムと内視鏡、
できれは両方、受けて下さいねっ!!!
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フクザツな思いを抱えながら、健康診断、行ってきまーす。
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