早いものだ。
弟が亡くなってから7年が経つ。
今日は弟の7回忌法要。
7年の時が経っても
両親にはまるで昨日のことのように
思い出されるのだろう。
母は、泣いて、泣いて
お経の間中、何度もハンカチで涙をぬぐい
時に席を立ち、キッチンで泣いていた。
父もうなだれ、辛そうな様子だった。
私の中ではもぅ、しかたのないことと
弟の死は過去のことになっているけれど
両親は違う。
この上、私が死んでしまったら
両親はどうなるのだろう・・・と
お経の間中、考えていた。
そして今、私が生きていること
生かしてもらっていることには
どんな意味があるのだろうかと、考えていた。
今まで一度も思ったことはなかったけど
・・・弟の分を??
と、ふと思いつき
ぃや、ナイ。
ナイナイナイ!と打ち消した。
だけどただひとつ、
親より長生きすること。私がしなくちゃいけないことは、このひとつのことだと
あらためて思った今日の法事だった。
画像はうちの花壇。
母が植えてくれた花々が満開なのだ。
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