「がんかもしれない」
先日、友だちから呼び出されて
そう告げられた。
健康診断で異常な数値がでて
医師からバリウムと内視鏡検査をしようと
告げられたのだ。
つい先日、記事に書いた友だち。
■ 「ナニモオボエテナイヨ?」 エントリー 私が手術で入院している時に
花をきらさないようにと、定期的に小さなアレンジメントを
届け続けてくれた友だちなのだ。
「遂にキタか・・・」 と思ったという。
がん家系ではあるし
1年くらい前から、気になる症状もあったのだとか。
彼女は気丈なひとで、淡々と話してたけど
どれほどの衝撃を受けているかは、経験してるから、わかる。
もしものことがあったら力になるから、大丈夫だから、
と、手を取ると、熱いものがこみ上げてきた。
彼女も、私も、目を潤ませた。
こんな時こそ、私が力にならねば!
恩返しをせねば!!
と、その時はしっかりしていたつもりなのだけど
彼女と別れたあと、急に手が震え始めた。
怖くて。
信じたくなくて。
手だけでなく、体もふるふるとし
いてもたってもいられない感じ。
低血糖症状を起こした時と同じ症状になって
チョコレートやらビスケットやらをむしゃむしゃと食べた。
抑えられない衝動というか、異常な行動だ。
大事な友だちが、私と同じ目にあうなんて
絶対に嫌。とりあえずはしっかり検査してもらって
「あの時は焦ったね〜」って
笑い話にできたらいい。
御堂が居てくれるから心強いよ
って、今日もらったメールには書かれていた。
少しは落ち着いたような気がする、とも書かれていた。
だけど、気がするだけだということも、私にはわかる。
あまり役には立たないかもしれないけど
もしも、よくない結果だったら
私も彼女を支える手の1本になりたい。
それ以前に、
ポリープであることを信じたい。
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